首の痛みの原因を特定する検査方法

MRI検査

病院で始めに行われるのは問診ですが、それ以外にも首の痛みの原因を特定する上で様々な検査があります。

視診と触診について

視診とは目で見て疾患の有無や状態を確認することを指します。患部やその周辺を観察して腫れや皮膚の変色があるかどうか確認します。

触診とは実際に触って首にどんな症状が出ているか、神経に障害があるかを確認します。例えば首や腕を動かして可動域を確認したり、痛みやしびれが出てくるかを確認します。

診察用のゴム製のハンマーを使って腕や足の腱をたたき、神経に障害がないかを確認します。他には指を曲げたり、手のひらを開く/閉じるを繰り返して動作が鈍くなっていないかチェックします。握力を図ることも左右の筋力の状態や、以前と比較して低下していないかを知る有効な手段です。

視診・触診と画像検査を組み合わせて総合的に判断します。

画像検査の種類

X線検査

他の画像検査をする前にまずX線の検査を行います。正面だけでなく何方向の角度から撮影してゆき、病変を見極められるようにします。X線の検査では骨の変形や関節にカルシウムが付着しているか、靭帯の骨化などが判別できます。ストレートネックはX線検査ですぐ分かります。

頚椎に異常が見られ、X線検査だけでは判別できないものに対してはMRIなどの検査に進みます。

MRI検査

MRIとはMagnatic Resonance Imagingを略したもので磁気共鳴画像法というものです。X線検査が微量の放射線を当てて人体の内部を見るのに対しMRIは体に強い磁気を当てます。

人体の内部に構成させている水素に強力な磁気を当てると体内の水素が信号を発して、それをコンピューターで読み取り画像に直します。

MRIのメリットは様々な角度から撮影できること、X線検査では写らない椎間板や神経などの組織を画像にすることができるので頚椎椎間板ヘルニアなどの特定に用いられます。

(ただしMRIは強力な磁気を使用するのでペースメーカーを装着している人は検査を受けることができませんので注意しましょう。)

CT検査

CTとはComputed Tomographyを略したもので、コンピュータ断層撮影というものです。CT検査はX線とコンピューターの両方を用いて人体の画像を撮影します。

身体の内部を断面図にしたり内蔵を立体画像で読み取ることが可能です。より明確な画像を得るために造影剤を用いることもあります。

CTのメリットは腫瘍の有無や炎症の状態などを見ることができるのが特徴です。MRIもCTもそれぞれの役割があり、患者さんの病状から特定できそうなものを選んで使い分けます。

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