胸郭出口症候群の診断について

胸郭出口症候群を診断している医師

胸郭出口症候群を診断するにあたり、最初からこの病気を特定してゆくことはありません。なぜならば痛みやしびれ、頭痛や吐き気といった症状は別の重篤な疾患の可能性もあるからです。

それらの疾患の可能性を排除し、さらに他の首の疾患ではないことを確認しながら胸郭出口症候群であることと特定してゆきます。胸郭出口症候群を特定するためのテストには以下のものがあります。

診断テストの種類

モーレイテスト:鎖骨の上にあるくぼみ部分を圧迫して痛みやしびれを発するか確認します。胸郭出口部分にある神経の束(腕神経叢)の圧迫を確認することができます。

アドソンテスト:座ったままで脈をとってもらいます。痛みやしびれのある側に頭をできるだけ向けます。その際に顎を上に上げる姿勢を取ります。その後深呼吸して息を止めます。この時に脈が弱まったり停止したり、症状が出るか確認します。

脈に変化があったり症状が出たら陽性です。このタイプは斜角筋の圧迫により胸郭出口症候群と診断されるものです。

ライトテスト:脈を取りながら、肘を90度曲げながら腕を肩の上あたりまで挙げます。挙げた状態で脈が弱まったり痛みやしびれが出れば陽性です。

エデンテスト:座っている状態で肩を下後方に引きます。このときに脈が弱まったり停止したりするならば陽性と判断します。

ルーステスト(3分間挙上負荷テスト):ひじを曲げて腕を挙げた状態で指の屈伸運動を3分間行います。胸郭出口症候群であれば、腕がだるくなり3分間続けることができません。

画像からも判断する

MRI血管造影や造影剤を使ったCTなどの検査で、胸郭出口部分が圧迫されていないかを確認することができます。

上記の中には個人で簡単にできるようなテストもありますが、整形外科で実際に受診して診断しもらう必要があります。

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